三線の小物

三線を弾くために必要な小物を集めてみました

三線に必要な小物たち

猿尾にかけて弦を止める部分。
金色や茶色が一般的、現在は色々な色が出ている。

弦を乗せる駒のこと。又は馬小という。竹製。
　　
　練習には丈夫なプラスチック製を使ってもよいが、竹製のほうが音がいい。

ムディとも言う。三線の弦を巻き取る糸巻きのこと。
黒檀が使われることが多い。六角形や八角形の形をしているが、飾りのついた、スイムディというカラクイもある。
頭には象牙や珊瑚で飾りをつけたりするが、ラクトを使用しているものも多い。

絃とも書く。男弦(ウーヂル)、中弦(ナカヂル)、女弦(ミーヂル)と呼ぶ。
三線用には1 号、1.5号、2号と三種類がある。数字が多くなるほど、細くなり、高い音の調弦に合う。一般的には2 号弦を使う。

奄美大島の唄者は沖縄よりも高く調弦するため、さらに細い大島弦(おおしまちる)を使う。

三線を弾くバチ。水牛の角が一般的。セラミック製・プラスチック製のものもある。また、象牙、木、エボナイトなどで自作する方もいる。

人差し指用の穴の大きさが自分の指に合わないと相談される方がおられるが、指の大きさに合わせてご自分で削って調整するもの。爪が見える程度に入れるのがコツ。

手掛とか手皮とも書く。胴掛けとも言う。
　　　　　　　　　チーガを巻いている飾りの帯のこと。