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ウマの立て方
竹製のウマには表と裏があります。色の濃い皮のほうが表ですので、こちらを棹の方に向けて立てます。
太鼓の糸掛けから指2.5本から3本分位のところに立てます。太鼓の長さでいえば、三分の一ぐらいのところです。立
てる位置によって音色が違いますので好みで調整して下さい。
本皮の三線の場合には、立てるときにウマの足で皮の表面を傷つけないように注意してくださ
い。三線を横向きに置き、棹と太鼓(チーガ)のくっつくところで弦の下に左手の人 差し指を入れ、弦を持ち上げてウマを立てる位置まで指を滑らせます。弦をウマが入る高さまで持ち上げウマを立てます。微調整するときにも弦を指で持ち上げて下さい。
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カラクイの扱い方
チンダミ(調弦)をする時カラクイの扱い方にも注意が必要です。三線のなかで一番 弱いところですから、くれぐれも無理をしないで、軸を中心に回すように心がけます。チンダミをする時は最初にカラクイを引き抜くような気持ちで心持ち弦を緩めてからチンダミします。
チンダミはミージルから始めます。三線を構え左手でカラクイを握ります。始めは全部の指で握ってもいいですが、チンダミが合ったら、棹の
反対側に親指を掛け、小指でカラクイの頭を押さえて、押し込むように決めます。この時、あまりきつく
押し込まないように注意します。あんまりきつく押し込んだために回らなくなり、無理に回そうとしてカ ラクイを折ってしまうケースがあるようです。逆に弱すぎると今度は弾いている時にくるくるっと弦がゆ
るんだりします。きつくなく、弱くなく、適度に押し込んでください。
チンダミが合ったら小指を棹の反対側に掛け、親指でカラクイの頭
を押さえて、押し込むように決めます。
ウージルはミージルと同じようにチンダミが合ったら、棹の
反対側に親指を掛け、小指でカラクイの頭を押さえて、押し込むように決めます。
始めのうちはミージルの次にナカジルよりウージルからチンダミするほうがやり 易いかもしれません。
慣れてきたら初めから親指・小指は棹とカラクイの頭を押さえながら回せるようになり ます。
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弦の張り替え方
切れた弦を三線からはずします。初めて張り替えをする場合は、糸掛けにどんなふうに巻きつけ てあるのかをよく観察してください。
次に、新しい弦を取り出して、結んであるこよりを解き、リンクル(くびれ)を作らないように伸ばし
て、両端を持ってピンピンとよく引っ張ります。リンクルができるとそこから切れやすくなりますので、 注意が必要です。
それから、糸掛けに弦を通し、先端を3cmくらい折り曲げてから、糸掛けの下から一巻きしてできた輪
の中へ曲げた部分を下から入れ、弦を引いて締めます。ここが難所。弦は長めにできていますから、余裕 をもって輪を作ってください。弦の反対
の端を引いて強く締めてください。
反対側の弦の先を、カラクイの穴に入れて巻きつけます。カラクイの細いほうから太ほうへ、片方の手で弦を引っ張りながら、きれいに巻き付けます。こうする事により、カラクイを糸蔵のほうへ引っ張るように力が働き緩むのを防ぎます。巻き終わりでカラクイを回しながら糸蔵へ押し込むように止めます。
最後に、弦をしごきます。歌口のほうから、人差し指と中指を弦の下に入れ、親指で押さえつけるように弦の上をしごき
ながら、糸掛けのほうへ指をずらしていきます。なるべく弦全体をまんべんなくしごきます。この時カラクイに負担が掛かり折れてしまう場合がありますので、もう一方の手の指で歌口の方の弦を押さえて起きます。カラクイへの負担が軽減されます。
しごきは「新しい弦は、ちゃんと伸びきってないので調弦が不安定となます、チンダミしたときに音程が変わるのを少しでも防ぐ」ための大切な作業です。弾いているうちに音程が変わっていくようでしたら、音程の変化が少なくなるまで、何
回かしごいてください。
女弦と中弦の張り替えでカラクイに巻き取るのは比較的楽なのですが、男弦の場合、中弦がじゃまに なってしまいます。この時は、中弦をゆるめて歌口からはずし、男弦を巻き取ってから、あらためて中弦
を巻き直してください。
三本全部を張替える場合は女弦、男弦、中弦の順に張り替えて いけば、スムーズに張り替えができるでしょう。
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三線の置き方
自宅では三線立てやケースなど三線の置き場所は決まっていて事故は滅多に起らないと思いますが、出先などでは、三線の置き場
所に苦労します。「壁に立てかけていたら、すべって倒れ、カラクイが折れてしまいました」という事故が起きたりします。
置き場所としては、テーブルの上に載せて置くのが一番ですが、無理な場合は注意が必要です。テーブルに立てかける場合は、棹の柄の部分をテーブ
ルの縁に載せると滑りやすいので、棹の先の部分がテーブルに載るように立てかけます。
壁に立てかけるのは不安定なのでお勧めしません。どうしても難しい場合は、三線の表
が壁側になるように立てかけます。少しは滑りにくくなると思います。
出先で手から三線を放す場合ケースに入れるように習慣づけたい物です。
三線の仕舞い方
三線を弾き終わって仕舞う時には、弦は緩めずに、ウマだけを寝かせて、ケースなりに入れて仕舞って ください。弦を緩めると、調弦しても弦が伸びて音の変化が出やすくなります。
ケースに入れる前に、手油で汚れた棹を柔らかい布で拭いて下さい。
とくに本皮の三線はしまい込んで放って置かれるのが一番良く無いことです。しまい込む事で虫の発生や皮の乾燥が進みすぎて破れ
る原因にもなりかねません。一週間に一度でもいいですから弾いてあげてください。弾けば弾くほど腕も
上がるし、音も良くなる、破れる不安も少なくなります。
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